山口県高等学校教員組合

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教育県民会議シンポ&総会

日時 2012年9月15日(土)
場所 山口市教育会館

子どもと教育をまもる山口県民会議は9/5に学習会(シンポジウム)・総会を開催し、父母や教職員58名(高教組31名)が参加しました。
学習会(シンポジウム)では「子どもの貧困、いま学校で ~その実態と今後の課題」と題して、保護者と、公立小学校と中学校、私立高校の教員がパネリストとなって討論を行いました。
保護者からは、義務教育においても多額の教育費が必要であることや、自治体における就学援助改悪の実態、また加熱する部活動のあり方についての問題提起がありました。
公立中学校からは、14~15%の子どもが朝食をとっていない、経済格差が学力格差につながっているなどの深刻な報告があり、私立高校からは、経済的に恵まれない家庭の子どもが出席停止に追い込まれていること、全国的に著名な高校が経営破綻寸前の場合もあるなどが報告されました。
フロアからも様々な意見が出され、教育費への公費負担が最下位(0ECD調査)である国の教育施策の貧困も訴えられ、運動の必要性を確信しました。
総会では、岩国採択地区での育鵬社版中学校歴史教科書採択に関するその後の運動と今後の展望についての発言があり、高校での採択状況も注視しつつ、全県で取り組むことを確認しました。活動方針は予算案ととともに全会一致で可決しました。

Posted in 本部 11 years, 10 months ago at 11:30 AM.

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