山口県高教組とは?
山口県高等学校教職員組合(略称:山口県高教組)は、山口県内の公立高等学校・県立中学校・総合支援学校に働く教職員が加入し、1948年の結成以来、半世紀以上の歴史と伝統をもつ教職員組合です。
何よりも子ども・青年のしあわせな未来のために、憲法と教育の条理、子どもの権利条約にもとづく教育の推進、貧困と格差の拡大から子どもと教育を守るとりくみ、教職員の暮らしと教育活動を支える労働条件の改善やはたらくルールの確立、国民生活の改善、平和・民主主義の擁護などのとりくみをすすめています。
子どもたちの意見、父母・国民との共同、教職員組合の共同を大切に、教育研究活動、教育条件整備の運動、学校づくり・地域づくりなどのとりくみを、職場を基礎にすすめています。

山口県高教組の組織について
山口県高教組は2020年、単組としての山口県高等学校教員組合(高教組)と山口県高等学校職員組合(高職組)が連合体を結成し、連合体「山口県高教組」を結成しました。また、下関市立下関商業高等学校教員組合も高教組の分会です。
山口県高教組は、県内全体の運動を推進するため、山口市大手町の山口県教育会館に本部を置いています。本部役員は、定期大会で決定された運動方針にのっとり、執行委員会や評議員会で方針を具体化し、取り組みにつとめています。
山口県高教組は各学校・職場にこそ存在します。それは職場にこそ教職員の願いや要求があるからです。職場ごとにつくられる「分会」が、高教組運動を主体的に担っています。ここが私たち高教組の組織の特質です。
分会のとりくみは、評議員(分会長)をはじめ分会委員を中心に、協力・分担してすすめます。教育の仕事はチームワークと協力が基本です。未熟さや足りなさを互いに補いながら、助けあい、高めあうことができるのは、職場の教職員の同僚性、支えがあってこそです。
高教組は、県内を地域分けして7つの「地区」をつくっています。各地区は、必要に応じて相互に交流しあい、共通の課題で活動にとりくんでいます。また、高教組には6つの専門部をおいて、課題に応じた取り組みを進めています。
地区・分会
・岩国地区
坂上、岩国、岩国総合、岩国商業、岩国商業東、岩国工業、高森、岩国支援
・柳井地区
周防大島、柳井、柳井商工、熊毛南、田布施農工、田布施支援
・徳山地区
光、下松、華陵、下松工業、熊毛北、徳山、徳山商工、新南 陽、南陽工業、徳山支援、周南支援
・山防地区
防府、防府西、防府商工、山口、山口中央、西京、山口農業、山口松風館、山口南支援、防府支援、山口支援
・宇部地区
宇部、宇部中央、宇部西、宇部商業、宇部工業、小野田、小野田工業、厚狭、美祢青嶺、宇部支援
・下関地区
西市、田部、豊浦、長府、下関西、下関南、下関中等教育、下関双葉、下関工科、下関商業、下関北、下関南支援、下関支援、豊浦支援
・長北地区
日置、大津、大水産、海友丸、萩、萩商工、奈古、萩支援
専門部
あなたも高教組へ 一緒にステキな学校をつくりましょう。
高教組組合員にはこんなメリットも
・全国、県内で行われる様々な学習会・交流会への参加(援助)があります。
・高教組顧問弁護士に無料法律相談ができます。
・組合員は中国労働金庫の融資が低利になります。
・各種慶弔金があります。
でもなんといっても、高教組の魅力はメリットでは語れません。
・悩みや困ったことを組合に相談できる。話ができる、聞いてもらえる場がある。
・教育実践を交流し合い、校種をこえて多くの教職員に出会え、学べる場がある。
・社会の情勢を学べ、世界が広がる。
・働く上での権利が学べる、使う大切さがわかる。
・働き方、学校の制度などで「おかしいな」と思うことを相談できる。
・不当な扱いを受けたときに、労働者としてたたかうことができる。
・県教育委員会などに願いや要求を届け、改善を求めることができる。
・組合の活動を通して、教師として成長できる。
「対話と学びあい」で成長できる場が高教組です。高教組はあなたの加入を心から歓迎します。